皆様、こんにちは。
アメリカ向けEMS引受再開

本日は、2021年6月1日より引受を再開した日本発米国宛の国際郵便サービスであるEMSについて、使用してみましたので、ご紹介させて頂きます。
COVID-19の感染拡大に伴い、昨年から引受を一時休止していたため、アメリカ在住の方々は日本からEMSで荷物を送れずに、不便だったのではないでしょうか。
私も、日本から子どもたちのお菓子を送ったり、調味料を送ったり、お米を送ったりと当サービスを重宝していたため、とても不便で困っていました。
今回、やっとEMSが再開したということで、早速使用しましたので、今回の情報が、これから荷物を送ろうと思っている方々のお役に立てば嬉しいです。

上記の引受再開に当たり、主な注意点は下記となります。
EMS引受再開に当たっての注意点

★米国宛の手書きラベルによるEMSの差し出しが原則禁止となった。
今までは、内容物の記載も含め、手書きにて対応していました。
手書きは手書きで大変で、日本側(両親など)に送付するものを英語で記載してもらう必要があるため、多くの時間が掛かっていました。
そんな中、今回の引受再開を機に、手書きラベルでのEMSの差し出しが原則不可となりました。
これは、通関に関するデータの電子データ送信義務化によるもののようです。
送信しなかった場合は、米国側で返送することが通知されているため、せっかく送った荷物が、返送されてきてしまう可能性があります。
くれぐれも、ご注意ください。
送付に当たっては、必ず国際郵便マイページサービスから、送り状の作成をお願いします。
今回の改定に伴い、良い点は、アメリカ側から送り状のデータをオンラインでインプットし、日本側では、そのデータの印刷、荷物の梱包、郵便局への荷物の差し出しのみをお願いすることが出来るようになりました。
オンラインでの送り状の作成方法については、後述にて詳しく解説いたします。
EMS特別追加料金

★料金にEMS特別追加料金が導入されて、輸送料金がアップしました。
昨今の輸送コスト高騰に伴い、EMSの料金もアップしました。
料金については、下記の通りです。
送付の際には、くれぐれもご注意ください。

輸送リードタイム、2021年6月実績(発送から到着まで)

★輸送リードタイム(発送から到着まで)について
荷物の引受から、送付先への到着まで、COVID-19の感染拡大前は、1週間もあれば荷物が届いていましたが、現在は航空便の減便、税関の停滞、及び米国国内陸送の逼迫等により、輸送リードタイムが伸びています。
6月度に荷物を送付した際は、約2週間かかりました。
皆様が、荷物を送付する際のご参考になれば幸いです。

国際郵便マイページサービス での送り状作成方法
まずは、下記リンクにアクセスし、アカウントの作成からはじめましょう。

入力は英語なので、難しい方はGoogle翻訳を使いながら、インプットしていきましょう。
登録が完了したら、マイページにログインし、下記から送り状を作成します。

順に、
・Sender(送り主、日本側氏名、住所の登録、選択)
・Recipient(受け取り主、アメリカ側氏名、住所の登録、選択)
・Shipping type(送る方法の選択、ここではEMS(Goods)を選択します。尚、EMS (Goods) の場合は、Shipping methodは選択する必要はありません。)

次に、送付する物品のリストを作成する必要があります。
送付するものの、「Content name(名称)」、「Unit Price(一個あたりの値段)」、「Quantiry(個数)」をインプットすると、一個あたりの値段と個数から自動で計算されて、合計金額が算出されます。

送付するもののインプットが完了しましたら、同じページの下部になる危険物送付の確認事項について内容を確認の上、チェックを行い、次のページに進みましょう。

次のページでは、送付する日付(郵便局に荷物を持ち込む予定の日)、荷物の個数(荷物1つにつき、1枚の送付状が必要なため、1/1になります)、荷物の重量(自宅で体重計を使って測って、記入しましょう)をインプットします。
オプションで、2万円以上の物品を送付する際は、Damage Claimの欄に金額をインプットしておくことが出来ます。

次に、通関書類の印刷について、設定を行います。
ここでは、上部の規定枚数印刷を選んでおきましょう。

更に下部には、支払いに関する情報を入れる部分がありますが、個人利用の場合は、左のCommercial Valueを選択し、その他の項目は空欄でOKです。

最後に、配送状況のメール連絡サービスの指定ができます。メールアドレスを登録している場合は、荷物の引受から、日本側の発送時点等、かなり細かく荷物が今どこにあるかをメールで連絡を受け取ることが出来ますので、設定しておきましょう。
そして、次のページに進むと、確認画面となります。
全てを確認し、問題がなければ、最下部の「Register Shipment」から登録を行いましょう。
登録を行うと、送り状を印刷することができます。
全部でA4のドキュメントが3枚印刷されるので、郵便局に荷物を持っていく際に、一緒に持っていきましょう。
尚、送り状を入れるためのパウチ(透明の袋)については、郵便局の窓口でもらえます。
また、印刷した資料のうち、送り状と税関申告書については、送り主のサインが必要なため、郵便局の窓口に持っていく前に、確認しておきましょう。
以上、本日は、米国向けEMSの引受再開に伴い、送付の仕方、及び輸送リードタイム、改定後の料金等について、ご紹介させて頂きました。
最後まで、この記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。
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